発疹のようなコンジロームにクラビットは有効なのか

最近、性感染症になる人が増加傾向にありますが、コンジロームもその1つです。症状としては性器周辺にピンク色のトサカのような発疹にも似た突起物が出来ますが、男性であれば尿道に、女性であれば子宮頚部や膣内に出来る可能性もあります。治療方法としては凍結療法やレーザー蒸散法等のような外科的に取り除く方法、インターフェロン等のような薬を用いた薬物による治療があります。治療に使われる方法は症状などによって異なるので、医師と相談することが大切になります。コンジロームはヒトパピローマウィルスが病原体なのですが特効薬が現在はないため、一度感染し発症すると治療をしても病原体が残っていたために再発した、というケースは少なくありません。しかも重症化することで再発するリスクが上がる傾向にあるので、早期発見による早期治療が出来るかどうかが大切なポイントになります。
ところで性感染症の治療に使われる薬にクラビットがありますが、これはコンジロームに対し有効なのでしょうか。結論を先に述べれば効果はありません。クラビットはクラミジアや淋病等の様な細菌性の治療に使われる抗生物質です。しかしコンジロームのようなウィルス性には抗生物質は効果がないため、治療に使われることがありません。そのためコンジロームに感染し発症したことに気付いたが、性感染症ということで恥ずかしくクラビットを薬の通信販売から購入しても治療に対する効果はなく、コンジロームを放置することになり結果として重症化してしまいます。コンジロームの治療法はいくつかあり、症状によって適切な治療を取るため医師との相談が大切だということは先述しました。そのため恥ずかしさを優先するのではなく、治療を優先させ早期治療を目指しましょう。

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