クラビットの作用と体のだるい子宮頸癌の摘出リスク

クラビットは、ニューキノロン系の抗生物質レボフロキサシンを主成分とするDNAジャイレース阻害薬であり、DNAを切断や再結合する事により細胞内に収納する酵素トポイソメラーゼIVやDNAジャイレースを阻害する事でDNAの合成を抑制し、菌の増殖を阻止する時間依存性の治療薬です。又、経口薬でありながら、バイオアベイラビリティが90%~95%と非常に高く、注射薬と同等の効果が期待出来る医薬効果をゆうしています。適応症としては、非常に広いスペクトラムを有するので、子宮頸管炎や子宮付属器炎、胆嚢炎、胆管炎、表在性及び深在性皮膚感染症など幅広い症状に投与されています。子宮頸管炎は、クラミジアや淋菌、連鎖球菌、大腸菌、ブドウ球菌などに感染する事で発症し、子宮頸がんの原因菌であるヒト・パピローマウィルス(HPV)に感染し易くなります。子宮頸癌は、長期間にわたり子宮がヒト・パピローマウイルスに感染する事で子宮頸癌の前癌病変である異成形が形成され発症しますが、一般的に自覚症状はほとんど無いのですが、全身がだるい倦怠感や不正出血、性行為痛、生理不順、月経過多などの症状が現れるケースもあります。子宮頸癌は、子宮の入り口の子宮頸部に発症するケースが多いので、産婦人科の検査でも発見され易いので比較的早期発見され、放射線療法や抗がん剤による化学療法、円錐切除法などの治療や手術により完治し予後の良い癌とされています。しかし、癌が進行し転移すると、子宮を全て摘出するだけで無く、子宮の周辺の臓器や卵巣、リンパ節なども一緒に摘出する必要があり、女性の喜びである妊娠や出産が出来なくなります。女性は、普段から自覚症状の有無にかかわらず定期的な性感染症検査を受診し、感染が分かったら出来るだけ早くクラビットなどの抗生物質で治療する必要があります。

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